冷やし鯛そば@音別邸・足立区北千住
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麺屋 音(おと)別邸
足立区千住4-19-11 新井組第2ビル1階
このお店の夏期限定メニューも、9月末で提供を終えるというので最終日に訪れた。平日の11時半過ぎにお店に着いたら、まだ空席が残っていたのですんなりとカウンター席に座れた。その前に、入口入ってすぐに置いてある券売機で標記メニューのボタンをポチっとな。850円。
お目当ての品は、丼でも鉢でもないガラス製の深皿に入って現れた。冷やした器に冷たいスープがなみなみと注がれていて、見た目もとても涼しげ。まずは麺を数本掴んですすり上げると、かなりの魚臭さが漂う。これは7月に食べた方がブログに書いていたのと同じ。そこで、麺の上にこんもりと盛られた薬味の斜め切り長ネギをスープに散らした。すると、魚の風味はちゃんと感じるが、好ましくない臭みは上手く消えてくれて狙い通りの効果だ。麺はストレート中麺。麺肌はツルリとしていて、噛むとプリプリ、シコシコと弾力があって小気味よい歯応えが返ってくる。スープは鯛出汁の塩味。具材として載っている鯛のほぐし身と相まって、鯛の風味と旨味がかなり濃い。ひょっとするとアニマルレスかもしれない。粒花山椒と書いてあるが実際は粒花椒が卓上に用意してあるので、途中でそれをガリゴリと挽いて辛くならない程度に入れると、花椒特有のよい香りがスープに広がるとともに、一層臭い消し的な役割を果たしスープのレベルがワンランクアップした。具材は、前述の鯛のほぐし身とネギ以外に穂先メンマ、薄切りのラディッシュ、オクラ、五色あられ、糸唐辛子。
鯛のほぐし身もそれなりの量が入っていたし、鯛出汁も濃かったのに、これで850円は今時にしては超お得に思う。大いに満足した。
・お気に入り度:〇
アルバム: 東京のラーメン・その3
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